お名前.comのドメインプロテクションは必要か?
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ホームページを運営しているときに「ドメインプロテクション」について考えたことはありますか?
特に、「お名前.com」を利用している方は、「【要確認】直近で管理画面へのログインが確認できません」というメールがよく届くので、この機能を使うべきかどうか迷ったことがあるかもしれません。
ドメインプロテクションとは
まずは基本から。
ドメインプロテクションとは、ドメインの各種設定手続きの操作を制限することができるサービスです。
これは、ホームページのセキュリティを強化するためのもので、設定の間違いを防止したり、不正ログインを防止することができます。
例えば、ある日突然ホームページが表示されなくなったり、内容が変わってしまったという経験はありませんか?
それは、ドメインの設定が不正に変更された可能性があります。
ドメインプロテクションが設定されていれば、このような事態を防ぐことができます。
ドメインプロテクションの機能
「お名前.com」のドメインプロテクションには、以下の4つの主要な機能があります。
Whois情報のプロテクト
ドメイン情報(名前・有効期限など)、ドメイン登録者情報(登録者・住所)、レジストラ、IPなどの設定を制御します。
NS(ネームサーバー)設定のプロテクト
ネームサーバーの設定やDNS関連機能の設定を制御します。
ドメイン管理のプロテクト
ドメイン移管ロックやお名前ID付け替えなどのドメイン管理についての設定を制御します。
ドメイン自動更新のプロテクト
ドメイン自動更新設定を制御します。
これらの機能を利用することで、ホームページの安全性を高めることができます。
ドメインプロテクションは必要か?
では、ドメインプロテクションは本当に必要なのでしょうか?
その答えは、「ホームページの規模や利益による」と言えます。
大規模なホームページや有名なホームページでは、不正ログインによるドメイン情報の改ざんや流出が大きな損害をもたらす可能性があるため、ドメインプロテクションの設定が推奨されます。
例えば、月間PVが数十万~数百万、売上が数百万以上のホームページでは、ドメインプロテクションを設定することをおすすめします。
一方、小規模なホームページや個人ブログのようなホームページでは、サーバー料金・ドメイン料金ですでに赤字ということもありえます。
そんなホームページに対してドメインプロテクションを設定しても、正直割りに合ってないところはあります。
まとめ
「お名前.com」のドメインプロテクションは、ホームページの規模や利益によってその必要性が変わります。
大規模なホームページや利益を出しているホームページでは設定を検討し、小規模なホームページでは採算を考えて設定するかどうかを決めましょう。
ホームページの安全性を確保するために、ドメインプロテクションの存在を知り、適切に利用することが重要です。
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